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ドラえもんと人ってどこがちがう?

  • 執筆者の写真: Mamiko Kikuchi
    Mamiko Kikuchi
  • 7月6日
  • 読了時間: 2分

 5月。人を描くことに挑戦しました。みなさん自分の体をじっくり観察したことはありますか?毎日見ている自分の体ですが形がどうなっているのか意識したことはないと思います。

 さてみんなが大好きなドラえもんと私たちを比較してみましょう!ドラえもは体全体に顔が2つ入る2頭身です。小学生の子供たちは5頭身。大人は7〜8頭身です。アニメや漫画に登場するキャラクターはかわいらしさを強調するために形がデフォルメ(形を意識的に変形させること)されています。

 今回アトリエでは人間の体のバランスについて簡単にお話しした後、お友達や先生にモデルになってもらってよく観察しながらスケッチしました。(テーブルに乗ってはいけませんがこの日は特別に)

 また人間の体を描く時は見えていない部分を意識することも大切ですので、

「ここに骨の関節があるから曲げることができるよ。もし関節がなかったら変な歩き方になるね。自由にものをつかんだり取ったりできないね」

「お腹の中にはいろんなものがつまっていてとっても重たいよ。ここに大きな筋肉がついているから重たい体を支えることができるよ」

などのお話もしました。

 人間の体は複雑なのではじめからバランスを取って描くことは難しいです。また小学生の皆さんにはそれを求める必要はありません。しかし人間の体の形について興味関心を持ってもらって、観察することの大切さを知ってもらえたらと思います。


 
 

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