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執筆者の写真Mamiko Kikuchi

パウル・クレー

 突然ですが、パウル・クレー(1879〜1940)というスイスの画家をご存知ですか?彼の作品についてここで詳しく記すにはスペースが足りませんのでごく簡単にご紹介します。

 彼はドイツ人音楽教師の父とスイス人歌手の母の間に生まれました。クレーは両親から熱心に音楽教育を受けて育ち、青年期にはヴァイオリニストになろうか画家になろうか悩んだそうです。画家の道を選んだ後も音楽的感性は生涯において創作の糧となり「音」をテーマに多くの作品を残しています。

 9月後半、アトリエでは彼の作品を数枚紹介し彼の作品の色彩の豊かさ、また自由な表現を鑑賞してもらいました。その後、彼の表現を参考にしながらにじみ絵技法を使って障子紙に表現しました。

 美しい模様が描かれた障子紙は皆さんに紙風船の形に折ってもらいアトリエに飾りました。







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