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  • 執筆者の写真Mamiko Kikuchi

コンクールに挑戦!

 8月。希望する皆さんにはコンクールに挑戦してもらいました。コンクールに出品しない皆さんは夏休みの思い出の絵を描きました。

 今年は動物の絵、トンボの絵、お花の絵、海の生き物の絵、お祭りの絵、夏の思い出の絵、各種ポスター・・とテーマが多岐に渡りましたが、一人一人テーマに沿って描き進め、みな素晴らしい作品を完成させました。

 コンクールに出品することについて様々な意見があります。コンクールに出品すると賞をとる子とらない子が出てきてしまう。子供の作品に優劣をつけていいのだろうか?という意見もあります。私は無責任かもしれませんがコンクール出品についてそれほど深くは考えていません。

 コンクールに出品するにあたっては、やはりせっかく出品するのだし、いつもはここまででいいや、これで完成!と思っていたところを、もう少し時間をかけて描き足してみようとか、自分の絵をじっくり見てみてもっと良くならないか考えてみたり、ある程度納得のいくところまで完成度をあげることに挑戦する良い機会だと思っています。(幼児、低学年の皆さんは完成度を高めるアプローチが適さない場合がありますので臨機応変に対応しています)

 子供達一人一人がその絵を描くにあたってどれだけ真剣に豊かな発想で楽しく表現していたか、そこに変わりはなく、みんなが描いたそれぞれの作品が世界に1枚しかない宝物であることは紛れもない事実です。ですので、コンクールの結果は気にはなりますが、コンクールはいつもは発揮できない力を発揮する良い機会くらいに私は捉えています。

 スポーツでも、例えばマラソン大会を行う場合やはり順位は出てしまいますが、大会があるからこそ、そこに向けてタイムを1秒でも縮めようといつもより多く練習をしたり、目標に向かって頑張る過程が大事だと思います。もちろん賞を獲得した場合は素晴らしいことですので大いに称賛してあげることが大事だと思いますし、賞をとったことでやはりその子のモチベーションが格段に上がることは間違いないので、それは大いに喜んであげたいと思います。








 

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