色にも性格がある?
- Mamiko Kikuchi
- 2 日前
- 読了時間: 2分
毎年4月は色のお勉強をします。みんなが持っている絵の具は通常箱に入っているので横並びになっていますが、似た色同士並べていくと↓図のように円形になります。(12色相環といいます)
人間には一人一人性格がありますが色にも性格があります。例えば自分がオレンジ色とします。お隣にいる黄色や赤色は自分と似た性格のお友達です。しかし反対側にいる青色や緑色は自分とは少し性格が違うお友達です。絵を描くときに自分&近くにいるお友達の色を使って描くと、落ち着いたまとまり感がある絵になります。逆に自分&反対側にいるお友達の色(補色といいます)を使って絵を描くと、目を引く存在感がある絵になります。また例えば赤と青。どちらがあたたかさを感じどちらが冷たさを感じますかますか?あそらく赤があたたかさ、青が冷たさを感じると答える方が多いのではないでしょうか。
さてレッスンでは、基本の赤、青、黄色(色の三原色といいます)を使って12色相環を作ってもらいました。またそこに白、黒を混ぜた色も作ってもらいました。レッスンでは様々なお話をしていますが低学年の皆さんには少しむずかしいですので、色は絵の具セットの中にある色だけではなくて混ぜ合わせてオリジナルの色を無限に作り出すことができることをお話し体験してもらいました。
その後文房具or絵の具セットを描きました。色は12色相環の中の好きな色3、4色+白、黒を使うという条件で描きました。絵を描くというと目の前にあるものを本物そっくりに描くことだと思いがちですが、表現は自由ですし無限です。固定観念を取り払って自由に構図を考えて、自分が選んだ色で画面をうめてみる体験をしてもらいました。



